浦和レッズのヘグモ監督が4日、6日の湘南ベルマーレ戦(浦和駒場スタジアム)に向けオンライン取材に応じ、伊藤敦樹主将誕生の舞台裏を明かした。
主将だったDF酒井宏樹、副主将のDFショルツが移籍でチームを去り、新たに主将に伊藤、副主将にGK西川周作の体制になった。
ヘグモ監督は「本人の経験を踏まえれば、西川主将でも自然だったと思う」。伊藤、西川、強化スタッフとの話し合いで、西川が「浦和の将来を担う(伊藤)敦樹が主将になるべき。既にリーダーシップを発揮できる」と後押ししたという。伊藤も「準備はできている」と答え、新体制が決まった。指揮官は「2人の人柄が良く出た話し合いになった」と目を細め、伊藤主将に「ピッチで周りを引っ張っていく性格で、戦術的な能力も高く、視野も広い。知識があって野心もある。選手スタッフからもリスペクトを感じられます」と期待を寄せた。