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日本サッカー協会(JFA)は3日、都内でU-23(23歳以下)日本代表パリ五輪(オリンピック)メンバー18人を発表した。交渉を進めてきた最大3枠の24歳以上のオーバーエージ(OA)は活用しなかった。OAゼロは08年北京大会以来16年ぶりとなる。
有力視されたMF遠藤航(31=リバプール)や、今夏の移籍次第で最終リストに残ったセンターバック(CB)町田浩樹(26=サンジロワーズ)の招集を断念した。2人に加え、MF守田英正(29=スポルティング)やDF板倉滉(27=ボルシアMG)、DF冨安健洋(25=アーセナル)、DF谷口彰悟(32=アルラヤン)らが候補に挙がったが、各人の事情で五輪出場はかなわなかった。
大岩剛監督(52)は常々OAなしで行く可能性について言及していた。先月25日にも「(アンダー)23の成長に力強さがあるので、そのグループ(全員23歳以下)でもいいのかなと思うところもある」と発言していた。
国際マッチデー期間外でクラブに派遣義務がない中、過去にOAゼロだった08年大会では、出場した本田圭佑(38)や長友佑都(37=FC東京)、香川真司(35=セレッソ大阪)らがビッグクラブへ羽ばたいた。強化の観点では、必ずしもマイナスではないといえる。