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【甲府】篠田監督退任で佐久間社長が声明を発表「流れを変え、同時に修復と安定を図りたい」


佐久間悟氏(2016年10月撮影)

J2ヴァンフォーレ甲府の佐久間悟社長は2日、成績不振による篠田善之監督の契約解除に伴い、サポーターに向けたメッセージを公開した。

「ヴァンフォーレ甲府にご声援頂いている多くの皆様方へ」と題し、声明を出した。全文は次の通り。

    ◇   ◇

篠田善之監督につきましては、2023シーズンからチームの指揮を執って頂きました。地元山梨県出身者として、ヴァンフォーレ甲府をこよなく愛し、献身的に活動をして頂きました。また、J2所属クラブとしては初めての出場となったACLでは予選リーグ突破という成果も残して頂きました。

そして、今シーズンは、「緊褌一番」をクラブスローガンに掲げ、ACLノックアウトステージとリーグ戦、天皇杯に挑んで頂きましたが、シーズン前の主力選手の移籍やシーズン中における負傷者の続出という不運も相まって、22節が終了した時点で、自動昇格圏内と勝ち点差では大きく離れ、また残留争いにも巻き込まれるという状況になってしまいました。

そこで、クラブと致しましては、「流れを変え」同時に「修復と安定」を図りたいとの思いから指揮官の交代を決断致しました。

改めて、篠田善之監督には、短い期間ではありましたが、クラブとチームの成長に貢献して頂き、感謝申し上げます。

また、この度、この厳しい現状の中で新たに監督として、チームを牽引して頂くことになりました大塚真司監督は、監督経験は無いものの、これまでコーチとして培ってきた経験に期待し、クラブとしても全力を尽くしてサポートする覚悟であります。

負傷者が戻ってくることが大きな戦力補強になることと同時に、選手補強も行いながら、上位進出に向けて努力して参りますので、ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方には、引き続きご支援とご声援を賜りたくお願い申し上げます。

代表取締役社長 佐久間悟

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