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【C大阪】50mドリブル突破!レオ・セアラのスーパー個人技&先制弾で名古屋に競り勝つ


C大阪対名古屋 前半、先制ゴールを決めるC大阪レオ・セアラ(撮影・和賀正仁)

<明治安田J1:C大阪2-1名古屋>◇第21節◇30日◇ヨドコウ

セレッソ大阪が、ブラジル人FWレオ・セアラ(29)のスーパー個人技などで2連勝を飾り、7戦無敗(4勝3分け)とした。ホームはこれで3連勝。前節7位から、再び優勝争いに加わる勢いだ。

本拠地がお祭りモードになったのは前半26分。センターサークル付近でレオ・セアラがボールを受けると、そのまま左サイドに流れてドリブル突破。

さらにゴール前へ進入すると、相手守備がGKを含めて5人いながら左足でゴール右隅に決めた。約50メートルも走り抜き、マークをかいくぐって個人技で決めた。得点王争いでトップを走るエースが、2試合ぶり今季15点目を挙げて先制した。

名古屋戦は前回4月のアウェー戦で、開幕8戦無敗だったC大阪が、1-2で今季初黒星を喫して首位から陥落。その試合後の控室で、レオ・セアラは「負けた次の試合が大事」と仲間にゲキを飛ばした。主将マークを巻き、日本選手以上に熱い思いをピッチ内外で表現していた。

小菊昭雄監督(48)は試合前日に「後半戦はいいスタートが切れ、目標である優勝へこの流れを止めたくない。加速するには連勝がマスト」と語っていた。

後半には同じブラジル人のMFルーカス・フェルナンデス(30)が追加点を挙げ、その後に失点したものの、1点差で逃げ切った。指揮官の公約通りの勝利となった。

この試合でMF奥埜博亮(34)が、J1通算300試合出場を達成。Jリーグ通算139人目となった。

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