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【東京V】山田楓喜「五輪のことは一切考えていない」メンバー発表を控える中、心を無に日々鍛錬


横浜対東京V 試合後、サポーターの声援に応える東京V山田楓(撮影・江口和貴)

明治安田J1:横浜1-2東京V>◇29日◇第21節◇日産ス

パリオリンピック(五輪)代表交候補の東京ヴェルディMF山田楓喜(22)が、五輪メンバー発表を近日中に控える中、横浜F・マリノス戦で先発出場した。

心身の不調で5月下旬から完全休養に入り、1週間前の6月22日の名古屋戦(1-0)で途中出場ながら戦列復帰したばかり。復帰後初のスタメンだった。

1トップ2シャドー布陣の前線で右に入り、積極的なプレーと妥協のない走り、そして持ち前の正確なキックから1点目の起点ともなった。

後半10分にベンチに下がったが、求められたプレーを存分に見せた。

試合後は満足そうに「久しぶりのスタメンで、難しくなるかなと思ったらスンなり入れて、逆に割り切れた。先制点も自分のコーナーキックだった。セットプレーも脅威になったし、ハードワークもできたし、前線の3人が頑張ったからこういう結果になった。前半でほぼ出し切った感じです」とコメントした。

また、休養後初のスタメンというプレッシャーのかかる状況だったが、持ち味は十分に発揮できた。

「チームのために適応して戦えることを証明できた。どんな状況でも自分の特長を出せる武器を持っているので。試合前は50楽しみ、50不安あったんですけど、あの声援を受けたらやらないといけない、と。こみあげてくるものあった。すごい熱量だったんで、それを忘れずに自分がやらないといけないことをやっていく」と、サポーターの後押しに感謝した。

さらに勝利も付いてきたことで充実感に包まれた。

「やっとというか、苦しい時間が続いて、自分としても休んでいる間も、とりあえず苦しい気持ちもありながら、ピッチに立って楽しさを味わいながら、勝利も味わえて良かった。いろんな人に支えてもらいながら楽しめている」

いよいよパリ五輪の代表メンバーは近日中に発表される予定。五輪切符獲得に主力選手として貢献した立場だが、心身不調による完全休養から復帰したばかりとあって、選出されるかどうかは不透明だ。

「五輪のことは一切考えていない。もちろん選ばれたら、そこに向けて準備していくけど、そこは何も考えず。もちろん行きたいですけど。目指さへん勇気というか、休んでいる間もいい方向に取れたので、そこは一切気にせず、次はセレッソ(大阪)戦ありますけど、その時は(五輪メンバーに)入ってようが、入ってまいが、自分のやれることを全力でやろうと思います」

自分らしく-。日々の取り組み、チームにどう貢献していくか。今は心を無にし、大きな視座で自身のサッカーを見つめていく。

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