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花咲徳栄・生田目奏主将が6打数6安打の大暴れ 16得点で東農大三に大勝


花咲徳栄対東農大三 2回表花咲徳栄1死一、二塁、右前に適時打を放つ生田目(撮影・野見山拓樹)

<練習試合:花咲徳栄16-1東農大三>◇27日◇UDトラックス上尾スタジアム

花咲徳栄が16得点の猛攻で、東農大三を圧倒した。

頼れる主将、生田目奏外野手(3年)が6打数6安打3打点と大暴れした。3番指名打者で出場すると、初回1死一塁から右前打でチャンスメーク。2回は1死一、二塁から右前適時打を放った。4回と6回は先頭で安打を放ちチャンスを演出し、8回と9回は2打席連続で適時打が飛び出した。「低い打球を打って、とにかく出塁することを考えていた」とこの日は全打席安打。主将のバットが打線に火をつけた。

勝負の夏を前に、打撃を見直した。「間の取り方が悪く、少し腰の回りが早くなって引っかける打球が多かった」とやや低調な期間が続いた。だが、前日に岩井隆監督(54)と1対1で打撃練習を行い「下半身でタイミングを取るフォームにしてみようという話をした」と新たな打ち方を試した。すぐに成果が表れ「良い感じで打てることを確認できた」と好感触だった。

生田目は3番に座り、4番にはプロ注目の石塚裕惺内野手(3年)が控える。「打席では石塚に回すことを意識している。良い形で回せるように、夏は全打席出塁を目指したい」と話した。5年ぶりの夏の甲子園へ、主将のバットが鍵を握る。【野見山拓樹】

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