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【日本ハム】「さちとら」復活でタカ狩り挑む山崎福也「状態上げて帰ってきてくれるのは心強い」


28日ソフトバンク戦に先発する山崎

「さちとら」復活でタカを狩る。日本ハム山崎福也投手(31)が28日ソフトバンク戦に先発登板する。新庄剛志監督(52)の指示で、打撃感覚回復と若手投手育成を見据え期間限定で2軍調整していた伏見寅威捕手(34)が復帰し、14日巨人戦以来、登板2試合ぶりにコンビ再結成する見込み。オリックス時代からタッグを組む女房役と力を合わせ、首位相手の大事な3連戦初戦勝利を狙う。

  ◇  ◇  ◇    

人気のバッテリーで、再びチームを上向かせる。山崎は27日、屋根の開いたエスコンフィールドで、爽やかな北の涼風を浴びながら、前日調整。「(相手は)1位で強いですけど、どこが相手でも僕の中では変わらない。全部いい投球ができるように。あとはバッターの援護を信じて、投げたい」と気を引き締めた。

前回登板の21日楽天戦のみ、移籍後初めて伏見ではなく清水とのコンビで、7回6安打3失点。序盤に失点も3回以降は無失点と立て直した。「(清水)優心もやりやすさを感じた。トライさんがケガしたりして出られないってときのプラス材料にもなる。でもやはりトライさんは慣れてますし、テンポとリズムもすごく合うキャッチャーなので、心強い」。違う捕手とのコンビ経験を前向きに捉えつつ“原点”に立ち返る。

新庄監督は、田宮の躍進で出場機会の減った伏見に、17日から「結果どうこうではなく28日には(1軍に)戻す」と期間を限定し、打撃感覚の回復と若手投手の育成を兼ね、2軍調整を指示した。伏見自身も「求められていることをやるだけ」と真摯(しんし)に受け止め、ファーム初出場した19日オイシックス戦で1本塁打含む2安打2打点。1軍復帰直前の26日巨人戦でも2安打1打点と気を吐いている。山崎は「状態を上げて帰ってきてくれるのは、僕にとっても心強い」と、待望した。

相手はゲーム差11・5と離されている首位ソフトバンク。今季は4月9日に2失点完投で移籍後初勝利を挙げ、同16日は7回1失点で、エスコンフィールドでの自身1勝目を挙げるなど“節目”で抑えた相手でもある。「毎回怖い打線ですし、気を引き締めて」今季3度目のタカ狩りに挑む。

5月30日阪神戦で6勝目を挙げて以降、3戦未勝利と足踏みする間に、大学時代からしのぎを削るソフトバンク有原が25日オリックス戦で、先に7勝目。「まず自分のやるべきことをやるだけ…でも、数字も欲しいですね」。名コンビで6月1勝を挙げ、逆襲の7月につなげる。【永野高輔】

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