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<阪神-中日>◇27日◇甲子園
阪神岡田彰布監督(66)の積極タクトは実を結ばなかった。
初回、先頭の島田海吏外野手(28)が四球で出塁。続く中野拓夢内野手(27)の初球、ベンチはヒットエンドランを仕掛けた。中野は遊撃の逆を突く中前打。理想通りに無死一、三塁とチャンスを広げた。
そのあとが最悪だった。中日は1点やむなしの守備隊形をとっていたが、森下翔太外野手(23)はバットに当てることもできず空振り三振。頼みの4番・大山悠輔内野手(29)は遊ゴロ併殺打に倒れた。
貧打にあえぐ阪神打線を象徴するような攻撃。ベンチの岡田監督も頭が痛そうな表情だった。