<ホワイトソックス0-4ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇ギャランティードレートフィールド
【シカゴ(米イリノイ州)26日(日本時間27日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(29)が、球団新記録となる10試合連続打点をマークした。「1番DH」でホワイトソックス戦に出場し、2試合連続となる25号先頭打者アーチ。打点を挙げ、球団の歴史に名を刻んだ。打率、本塁打、打点の主要3部門の打撃3冠が近づいており、今季から新たな指標としてMLB公式サイトで公開されている「ブラスト率」もメジャートップレベル。打者としてあらゆる面で、傑出した能力を証明している。
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▼大谷が10試合連続打点。ドジャースでは55年キャンパネラらがマークした球団記録の9試合を更新した。連続試合打点の大リーグ記録は1922年グリムス(カブス)の17試合。ちなみに日本では86年バース(阪神)の13試合が最長。
▼大谷が2試合連続で先頭打者本塁打。日本選手では過去にイチローが2度、松井稼が1度記録しているが、2試合とも初回表に放ったのは大谷が初めて。大谷の先頭打者本塁打は通算9本目となり、日本選手では松井稼に並ぶ2位(1位はイチローの37本)。
▼大谷がシーズン100安打に到達。出場試合数ではチーム82試合目、自身79試合目がともに最速。昨季のチーム90試合目、出場88試合目を上回り、6月中の到達も初めてだ。