<イースタン・リーグ:楽天4-2ロッテ>◇25日◇森林どり泉
楽天今江敏晃監督(40)が、2軍調整中の荘司康誠投手(23)の再昇格について慎重な姿勢を見せた。
今季の荘司は6試合に登板し、防御率7・36と振るわず。5月23日に出場選手登録を抹消された。
イースタン・リーグでは安定した投球で、抹消後4度目のマウンドとなったこの日の同ロッテ戦(森林どり泉)では、山本に2ランを被弾するも9回を2失点で完投。通算25イニングで自責3と復調の気配を見せている。
一方で、今江監督は映像をチェックした上で、再昇格について「僕の感覚ではまだまだ」とした。高卒ルーキーの寺地、21歳山本の若手に長打を浴びたシーンについて言及し、「普通に自分のパフォーマンスで投げたら(2軍戦では)打たれないので。まだもうちょっとかかるんじゃないかな」と具体的な昇格時期を定めず、ボールの質や内容を見極めて昇格を判断する考えを示した。
指揮官は昨季年間を通して先発ローテを守った荘司に対し、最大限コンディションを整えた状態での1軍復帰を期待した。