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初の全国制覇から20年の駒大苫小牧が、昨夏準Vの北海道栄を下し初戦突破!/南北海道


駒大苫小牧対北海道栄 1回表1死一、二塁で中前安打を放ち大原虎柴右翼手はガッツポーズ(撮影・中島洋尚)

<高校野球南北海道大会室蘭地区予選:駒大苫小牧5-0北海道栄>◇25日◇2回戦◇とましんスタジアム

04年に甲子園から初めて北海道に優勝旗を持ち帰った駒大苫小牧が、昨夏の南北海道大会で準優勝した北海道栄を下し、初戦を突破した。

初回に2死満塁から押し出しで1点を先制。5回は2死一、二塁から5番・藤田大和三塁手(3年)の中前適時打などで2点を追加。終盤8、9回にも1点ずつを加えた。投げては先発の横手投げ右腕・辻健介投手(3年)が5回、2番手左腕の寺田七将投手(2年)が3回2/3を、ともに3安打。9回2死満塁で登板した右腕・大原虎柴(3年)が投ゴロに抑え、3人の無失点リレーで逃げ切った。

29日の南北海道大会代表決定戦でも、日本ハム根本、広島斉藤ら、近年好投手を輩出する難敵・苫小牧中央と対戦する。20年前の全国優勝チームで主将を務めた佐々木孝介監督(37)は「全国優勝した時も(室蘭)地区代表決定戦でセンバツ帰りの鵡川と当たっていますが、そこで自分たちの野球が変わるわけではない」と、次戦を見据えた。

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