starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【阪神】佐藤輝明が倉敷で快音誓った「スカッといい当たり打ちたいです」ジメジメ吹き飛ばす


室内でフリー打撃する佐藤輝(撮影・上山淳一)

ジメジメ吹き飛ばすスカッと弾! 阪神佐藤輝明内野手(25)が、岡山・倉敷マスカットスタジアムで行われる25日中日戦で快音を響かせることを誓った。

23日のDeNA戦(甲子園)は雨天中止となり、室内練習場で調整。ここまで自己ワースト96打席連続ノーアーチ中の主砲は「スカッといい当たり打ちたいです」と宣言した。母方の祖父母も観戦予定の一戦で、上昇につながる晴れ晴れとした1発を放ちたい。

湿気でムンムンとした室内練習場を出た佐藤輝は、さわやかに意気込んだ。「スカッといい当たり、打ちたいですね」。すぐさま倉敷“マスカット”スタジアムにかけたのかと聞かれ「たまたまです。恥ずかしい…」と照れ笑い。意図せずとも、ジメジメとした梅雨空を吹き飛ばす、スカッとした1発が待ち遠しい。

4月21日中日戦(甲子園)の3号を最後に本塁打が出ていない。現在96打席連続ノーアーチで自己ワーストを更新中。「頑張ります。でも広いのでね、マスカットも。頑張っていい打球を打ちたいと思います」。本人は控えめだが、決勝アーチへの期待がかかる。

23年に94打席連続、21年に91打席連続で本塁打が出なかった時も、久しぶりに響いた快音が試合を決める1本となった。昨年7月11日に倉敷で行われたDeNA戦では、三遊間をしぶとく抜ける安打をマーク。今年は母方の祖父母も応援に駆けつける予定の一戦で、スカッとする1発を放ちたい。

23日DeNA戦が雨天中止となると、佐藤輝は守備練習にも注力。自らノイジーに捕り方のアドバイスを求める場面もあった。「ノイジーが米国で経験してきた守備の方法を教えてもらいました。いろんな選択肢が、いろんな人から話を聞くことで出てくると思うので」。昇格後は無失策を継続。練習では今までよりも低く構えることを意識する。「練習していく中でのコツというか、何か見つかったような感じです」。

本紙評論家の鳥谷敬氏は以前から「下半身を使った守備練習を続けていれば、打撃にも必ず好影響が表れる」と話している。足を使った守備練習は下半身主導の打撃にもプラスの影響をもたらすはず。フリー打撃では広角に大きな飛球を打つ姿もあり、あとは試合で結果を出すだけだ。

18日の日本ハム戦(甲子園)ではサヨナラ勝ちを収めたが、火曜日の勝率はワーストの3割3分3厘。梅雨入りし、どこかジメジメとする季節。佐藤輝のバットで勢いづけ、虎党の心を晴れやかにする。【磯綾乃】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.