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【オリックス】ドラ6古田島成龍、プロ野球タイの初登板から22試合連続無失点 栗林、宮森に並ぶ


オリックス対西武 8回表西武2死、山野辺をピッチャーゴロに抑え喜ぶ古田島(撮影・石井愛子)

<オリックス4-1西武>◇23日◇京セラドーム大阪

オリックスが最下位西武に完勝し、恒例イベント「オリ姫デー」の最初のカードに勝ち越した。花を添えたのはドラフト6位ルーキーの古田島成龍(せいりゅう)投手(24=日本通運)だ。8回2死から代打山野辺を投ゴロに抑え、初登板から22試合連続無失点のプロ野球タイ記録を樹立。21年広島栗林、22年楽天宮森に並んだ。

「素直にうれしい。早く投げたかった。そわそわしていました」

マウンド度胸は抜群。気持ちが武器だ。抑えて感情をむき出しにし、優勝したようなガッツポーズを繰り出すことからSNS上では「古田島優勝」がファンの間でトレンドワード。メンタル面は日本通運時代から専門トレーナーに教わっている。「まずは自分を知るところから始める。自分と会話しているような感じ」と明かす。

4月30日に第1子となる長女が誕生した。妻子とも関東に帰省しており、テレビ電話はするが、実際会えたのは数えるほど。「野球をとにかく頑張るしかない。家事も育児もできないので。妻がすごく頑張っているので示さないと」と新米パパは奮闘中だ。

チームは主催公式戦の観客動員数が100万人に到達。34試合目は96年の37試合目を更新し、球団史上最速だ。古田島も初のお立ち台で歓声を浴びた。「投げる度にどんどん声援が届いている」とプロの世界に入ったことを実感する。次の3連戦は「オリ姫デー」第2カード。首位ソフトバンクを相手に、背番号97の右腕が記録更新でチームに貢献する。【大池和幸】

▼ルーキー古田島が初登板の4月6日ロッテ戦から22試合連続無失点。連続試合無失点記録は21年平良(西武)の39試合だが、デビュー戦から22試合続けたのは、21年栗林(広島)22年宮森(楽天)に次ぎ3人目の最長タイ記録。

◆古田島成龍(こたじま・せいりゅう)1999年(平11)6月29日、茨城県出身。長竿小の「河内サイクロンズ」で野球を始める。取手松陽、中央学院大、日本通運を経て、23年ドラフト6位でオリックス入団。175センチ、85キロ。右投げ左打ち。

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