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【阪神】昨年思い出せ!岡田監督「粘って塁に出ようという姿、今はない」貧打解消へ「普通」強調


鋭い視線で練習を見つめる阪神岡田監督(撮影・上山淳一)

なぜ日本一をつかめたのかを思い出せ! 阪神岡田彰布監督(66)が低調打線打破へ大号令をかけた。「今までが悪すぎた分な、みんなどんだけ、仕切り直しというか、修正できるかいうことやんか」。7勝11敗の借金4に終わった交流戦も得点力不足に苦しんだ。だがセ界との再対決を新たな開幕と位置付け、反省も踏まえて再出発を切る。

岡田監督が何度も繰り返したのは「普通」という言葉だった。「普通にできるかどうかやん。普通の姿がないからのう。そういうのは淡泊に見えるよな。今まではもっと粘って塁に出ようという姿があったのが、今はないとか、な」。当たり前を徹底する大切さをいま一度説いた。

日本一まで登り詰めた昨年は、両リーグトップの494四球を選び、簡単には終わらない打線で相手の脅威となった。「去年もめちゃくちゃチーム打率が良くて勝ったわけじゃないやんか(2割4分7厘でリーグ3位)。フォアボールにせよ、ランナーを進めるとか、次の塁に当たり前のように行くとか、できているからいい結果が出るわけであって」。昨年1試合平均で3・5個を得た四球は今季、3・2に減少。チーム打率がリーグ最低の2割2分に沈む今こそ、昨季の戦い方を思い出せば、得点増につながると指摘した。

オールスターまであと26試合。指揮官はここを1つの区切りとした。「オールスターまでにある程度、形というか、みんながやることを去年に近いぐらいの、そういう役割をできるかどうかやろな。自分の姿を取り戻せるかやろな」。それぞれが役割を果たし、頂点をつかんだ猛虎復活を目指す。【磯綾乃】

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