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【C大阪】田中駿汰「半年間一緒にできてよかった」 盟友・毎熊晟矢のオランダ移籍に刺激


C大阪で半年間だけ同僚になった田中(右)と毎熊(24年4月24日撮影)

セレッソ大阪の元日本代表MF田中駿汰(27)が、盟友の海外挑戦に大きな刺激を受けた。

同僚のDF毎熊晟矢(26)が、オランダ1部AZアルクマールに完全移籍するため、既に渡欧。近く正式契約を結ぶ。

97年生まれの同学年で、高校時代からライバル関係にあった田中は「さみしさはある。ただ、まさか一緒のチームでできるとは思わなかった。海外に行く前の半年間だったが、一緒にできてよかった」と話す。

高校時代は田中が大阪の名門・履正社、毎熊は東福岡でプレー。3年生の15年は全国高校総体(インターハイ)、高円宮杯U-18プレミアリーグで対戦し、ともに背番号7をつけ、田中は2試合とも敗れた。

大学時代も田中が大体大、毎熊は桃山学院大の主力で、ともに関西学生リーグでしのぎを削った。卒業後は田中がJ1の北海道コンサドーレ札幌、毎熊がJ2のV・ファーレン長崎を経由して22年にC大阪へ。田中も今季からC大阪へ完全移籍し、初めて同じ所属になった。

19年に先に日本代表に入ったのが田中で、毎熊は4年後の23年に初代表。ともに海外移籍を夢見て、これは毎熊が先に実現させることになった。

「(毎熊の移籍には)もちろん、刺激は感じているし、自分もこのチームで結果を出して、上の舞台で戦いたい。日本代表の舞台にも(再び)行きたい」

19日の練習後、現在の心境を正直に明かした。

今季の田中は、新天地で開幕から守備的MFとして全18試合に先発し、既に2得点。一時首位に立ったチームへの貢献度は大きい。

ルヴァン杯では故障者の続出で緊急事態に陥り、札幌時代の主戦場のセンターバックでも先発。大学3年以来という4バックの中央だった。それでも自己採点は辛い。

「全然、まだまだ。もっとできると考えている。攻守でチームに、いい影響を与えるプレーをしていかないといけない。どこで出場しても、チームの勝利に貢献したい」

毎熊が日本を離れて初めて迎える試合は、22日のジュビロ磐田とのリーグ戦(ヤマハ)。

盟友も目指していたC大阪のリーグ初優勝は、背番号10をつけた田中を中心に目指すことになる。

「磐田は、つないでポゼッションをしてくるチーム。うまい選手が多い。(プレスに)いくタイミングは決めていかないと」

ここまで7勝7分け4敗のC大阪は、勝てば2連勝で現在の6位から5位に浮上する可能性がある。

◆田中駿汰(たなか・しゅんた)1997年(平9)年5月26日、大阪・岸和田市生まれ。G大阪ジュニアユース、履正社、大体大から20年札幌入り。大学4年時の19年にU-22日本代表でトゥーロン国際出場、同年ユニバーシアード日本代表で三笘らと金メダル獲得、日本代表としてE-1東アジア選手権香港戦で国際Aマッチデビュー。J1通算152試合10得点。183センチ、73キロ。

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