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故障離脱していたオリックス宮城が19日、ウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)で実戦復帰した。
3回を36球、2安打無失点だった。1回は1死からロドリゲスに内野安打、2死後に石川昂に左前打も先制点を与えず。2回はビシエドを投ゴロなど3者凡退に抑えた。3回は先頭木下が失策で出塁したが、続く鵜飼を併殺打、最後は岡林を空振り三振。まずは無事に投げ終え、1軍復帰へ前進した。
投球を映像確認した厚沢投手コーチは「予定通り。順調ですよ。1つずつ段階をクリアしていってる」と話した。体の状態などをチェックしながら、今後の方針を見定めていく。
初の開幕投手を務めた左腕は5月8日の楽天戦(秋田)で左肩付近に強い張りを感じて4回降板。左大胸筋の筋損傷と診断され、同10日に出場選手登録を抹消された。リハビリを重ね、この日は約6週間ぶりの実戦マウンドだった。