昨夏甲子園４強の土浦日大「常総と鹿島学園突破しないとない」Ｃシードから頂点目指す／茨城

茨城大会抽選会に出席した土浦日大・中本主将（撮影・野見山拓樹）

＜高校野球茨城大会・組み合わせ抽選会＞◇19日◇水戸市・ザ・ヒロサワ・シティ会館

第106回全国高校野球選手権茨城大会（7月6日開幕）の組み合わせ抽選会が19日、水戸市内で行われた。

土浦日大はCシードから2年連続の甲子園を目指す。15日の初戦は古河一と岩瀬の勝者と対戦する。

昨夏の甲子園ではベスト4と躍進したが、昨秋は県初戦で敗退。今春は準々決勝で鹿島学園に敗れ、思うような結果が出せていない。それでも中本佳吾主将（3年）は「昨年の甲子園で5試合経験させてもらった。一番甲子園のよさを知っているのは自分たち。甲子園に行きたいという思いが出場校の中で一番強いというのは自覚している」と強い思いを語る。

常総学院、藤代、明秀日立と同じブロックに入り、激戦は必至。それでも「どこと当たろうと甲子園に行けるのは1校だけ。戦うだけ」と割り切る。「常総学院さんと鹿島学園さんを突破しないと甲子園はない。挑戦者の立場なので、秋と春の悔しい思いがあったから甲子園に出られたと言えるように戦っていきたい」と意気込んだ。