Aシードの常総学院は土浦二－下妻二の勝者と対戦「先は見ず、一戦必勝で頑張りたい」／茨城

茨城大会抽選会に出席した常総学院・若林（撮影・野見山拓樹）

＜高校野球茨城大会組み合わせ抽選会＞◇19日◇水戸市・ザ・ヒロサワ・シティ会館

第106回全国高校野球選手権茨城大会（7月6日開幕）の組み合わせ抽選会が19日、水戸市内で行われた。

8年ぶりの優勝を目指すAシードの常総学院は、12日に土浦二と下妻二の勝者との対戦が決まった。秋春と県大会を制し、今春はセンバツに出場。春も県を制し、関東大会ではセンバツ優勝の健大高崎を破るなど、優勝候補の筆頭だ。

しかし、同ブロックには藤代、土浦日大、明秀日立などが入り、激戦が予想される。それでも若林佑真主将（3年）は「秋と春の関東大会で激戦の山は経験してきた」と表情は変えない。「先は見ず、一戦必勝で頑張りたい」と気を引き締めた。

今春のセンバツに出場したものの、夏は16年を最後に出場がない。若林は「常総は長い間夏は行けていない。春の甲子園に出ている立場なので、戻らないといけないと思っている」と話し「しっかり県大会で優勝して、（甲子園で）勝てるように頑張りたい」と力を込めた。