DeNAのルーキー石田裕太郎投手(22)が、リーグ戦再開に向け、中大の1学年先輩の阪神森下との対戦を心待ちにした。
16日の西武戦で初完封を達成し、デビューから2連勝。この日、抹消され、21日からの阪神3連戦での対戦は消えたが、今季中に対戦する可能性はある。初登板の前日には「頑張ってね」と激励を受け、初勝利後にも連絡をくれた先輩との初対戦に「ずっと仲が良かったので、本当に対戦できたら一番いいなと思います」と笑顔で話した。
セ・リーグの敵地での登板も楽しみにする。横浜市磯子区出身のDeNAファンで、幼少期から横浜スタジアムに通ったが、敵地はほとんどがテレビ観戦だった。「1軍で投げられて一番良かったなと思うのは、応援歌を聞きながら投げられるというのが感動するというか、本当に楽しく投げさせてもらってます」とニヤリ。未体験となる甲子園での阪神ファンの大歓声にも「逆に鳥肌が立つかなと思います」と“ファン目線”で想像した。