<日本生命セ・パ交流戦:楽天5-3広島>◇15日◇楽天モバイルパーク宮城
守備の乱れから失点を重ねて連勝が止まり、交流戦を黒星で終えた。先発アドゥワは2回に2失策が絡んで3点を失うと、3回には2ランを浴びた。大量ビハインドから8回に1点を返した打線は、9回に楽天抑え則本から2点を奪うも、追いつくことはできなかった。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。
-序盤2回まで攻守で精彩を欠いた
新井監督 エラーというのはあるから。いつもしっかり守って助けてもらっているのでね。
-先発アドゥワは6回まで5失点(自責3)
新井監督 アドゥワも、鈴木くんのホームランというのは打った方がうまかった。ちょっと期間は空くけど、次の登板に備えてもらいたいと思います。
-末包選手が久々の打点
新井監督 追い込まれていたけど、難しい球をね。カウントによってバッティングを変えることもできているし、ナイスバッティングだったと思います。試合には負けてしまったけど、8回、9回と相手チームのセットアッパーとクローザーから得点したという、最後まで諦めないという形は、いい攻撃だったと思います。
-遠藤投手が今季初登板で2回無失点
新井監督 本人も緊張したと思うけど、結果ゼロで抑えているので、また次の登板機会を楽しみに見たいと思います。
-チーム力で勝ち越した交流戦だった
新井監督 パ・リーグの本拠地ではDHがあって、それも含めて、いろいろ試しながら、若い選手を使いながらやっていきたいと思っていた。勝ち越したし、若い選手が経験を積みながら、思い描いていた交流戦を送れたと思います。チームの力もまたレベルアップしていると思うし、いい交流戦でした。