<ドジャース-レンジャーズ>◇12日(日本時間13日)◇ドジャースタジアム
ブルージェイズから移籍してきたキャバン・ビジオ内野手(29)が、即「9番三塁」で先発出場した。スタンドにはアストロズ一筋20年の父、クレイグ・ビジオ(58)が妻と観戦。ドジャースデビュー戦を見届けた。2回裏に迎えた第1打席は左飛だった。
父のクレイグは通算2850試合出場、291本塁打、1175打点、打率2割8分1厘、3060安打。捕手の他、二塁手、外野手も守れるユーティリティープレーヤー。15年には殿堂入りしている。
90年代後半のアストロズ強力打線を支えた「キラーB's(キラービーズ)」(殺人蜂の意味)の一角としても知られる。当時、打線を支えたビジオ(Biggio)、ジェフ・バグウェル(Bagwell)内野手、デレク・ベル(Bell)外野手の頭文字が「B」だったことに由来している。