![](https://image.kingsoft.jp/starthome/nikkansports/2024-06-09/89c25e1689bf8f9b076e33107e0162f1_lg.jpg)
<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルトー日本ハム>◇9日◇神宮
北海道出身で、旭川実業で99年の夏の甲子園に出場経験のある、お笑い芸人のとにかく明るい安村(42)が“しっかりと履いてる”状態で始球式に登板した。上はヤクルト池山2軍監督の背番号88が入ったユニホーム、下は薄いピンク色のパンツ? を履いてマウンドに上がった。
大きく振りかぶって、ボールを投じたと思いきや、おなじみの曲に載せて、“投球の全裸に見えるポーズ”を披露。左投げの安村は右足を上げると、股間を隠すように、そのまま数秒間制止した。ひと笑いを奪うと、仕切り直し。打席の日本ハム万波中正に「安心してください、履いてますよ」と言わんばかりに“ノーパン”ではないが、“ノーバウンド”のボールを真ん中低めに投じた。
安村は「届いてよかったですね。一応履いてるから、ノーパンではないですけど、ノーパンに見えたんじゃないですかね」と豪快に笑った。ブーイングも覚悟したと言うが、球場内は温かく出迎えた。「万波選手も笑ってました」と試合前のリラックス? 効果に貢献した。
これまで、英オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」や米国のオーディション番組などに挑戦する安村。名物審査員のサイモンの名前を引き合いに出し「サイモンの前でやる方が緊張しない。マウンドの方が緊張しますね」と100点満点を付けた。