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<日本生命セ・パ交流戦:阪神5-1西武>◇7日◇甲子園
西武が10カード連続の初戦黒星で、今季3度目の5連敗、借金は「19」となった。
今季初先発した与座海人投手(28)は2回1死二、三塁から木浪の内野ゴロの間に先制点を許した。さらに4回には2死一、二塁から前川に左前適時打を打たれた。立ち上がりからボール先行が目立ち、この日4四球。制球を乱しピンチを広げ苦しんだ。4回72球5安打2失点で降板し「味方に流れを持ってくるようなピッチングができませんでした。悔しいです」。
打線は5回2死一、三塁から、代打長谷川信哉外野手(22)の左前適時打で1点差に詰め寄った。しかし6回に3点を失った。1死二塁で、1番中野の二ゴロを山野辺翔内野手(30)がエラー。1死満塁とピンチは広がり、3番森下の一ゴロの間に1点を失うと、2死二、三塁から4番近本の右翼線を破る適時三塁打で2点を与えた。
終盤7回から毎回得点圏に走者を置き、反撃のチャンスこそつくったが、あと1本が出ず無得点。渡辺久信GM兼監督代行(58)は「主導権を握りたかった。カードの頭でもあるし、余分な点を序盤に与えてるところはどうしても後手、後手に回る」と振り返り「早くこのいやな雰囲気を変えたい。序盤にチャンスをつくって得点していい流れを」と前を向いた。