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<日本生命セ・パ交流戦:DeNA-ソフトバンク>◇7日◇横浜
DeNA森唯斗投手(32)の古巣ソフトバンク相手の移籍後初先発マウンドはほろ苦いものとなった。
序盤は完璧な立ち上がりだった。先頭の周東を3球三振に仕留めると、続く同学年の“親友”今宮を三ゴロ。栗原を中飛に打ち取った。気迫を前面に押し出しながらも制球良くゾーンを攻めて3者凡退。グラブを何度もたたきながら感情をあらわにした。
しかし2回、“天敵”にやられた。1死一、二塁、かつて何度もバッテリーを組んだ甲斐に左翼席への3ランを被弾。3月2日のオープン戦(北九州)でも3ランを打たれていた因縁の相手に、またも手痛い1発を浴びた。
続く3回には先頭の周東に中前打を浴びると、二盗を決められ、今宮の進塁打で1死三塁。栗原に適時二塁打を打たれた。さらに2死一、二塁から柳町にも中前適時打を浴び、甲斐を迎えた場面で2番手上茶谷と交代となった。「正直、一番投げたかった試合」と話していた移籍後初先発は3回途中6安打5失点。悔しさをにじませながらベンチに歩いて戻っていった。