＜W杯アジア2次予選：ミャンマー0－5日本＞◇6日◇B組◇第5戦◇ヤンゴン
【ヤンゴン（ミャンマー）6日＝岩田千代巳】 ワールドカップ（W杯）北中米大会出場を目指す日本（FIFAランキング18位）が、アウェーでミャンマー（同163位）に5－0と圧勝した。
背番号「10」のMF堂安律（25＝フライブルク）は、結婚発表後、初の日本代表戦で1得点と結果を残した。前半34分、MF鎌田のシュートが左ポストに当たり跳ね返ったところを、ゴール前に詰めていた堂安が押し込んだ。
堂安は「ごっつぁんですけど、あそこにいることで生まれたゴールだと思うし、チームとしてもっと良くなると思うけど、この環境とこのピッチ状態、いろいろ含めて良かったんじゃないかと思う」と話した。
所属クラブでウイングバック経験がある堂安は、左ウイングバックで先発したMF中村敬斗（23＝スタッド・ランス）に「ウイングバックは、結構、点が取れるよ」とアドバイスしていた。その言葉通り、中村は2得点。「ウイングバックのメリットは感じてフライブルクでプレーしていたので、彼のプレーも素晴らしかったと思います」。
W杯カタール大会後、初めて臨んだ3バックでのスタート。テーマは「攻撃的3バック」だった。格下とはいえ、ミャンマーを相手に5発と結果を残し「攻撃的な選手でいい選手がいるので、3バックをやることで攻撃的な選手をウイングに置くことでより攻撃的になる。個人的にはウイングバックも出来るので、そこはコミュニケーションを取りながら試して行ければ、楽しみなオプションではあると思います」と手応えを口にした。
