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【日本代表】小川航基がミャンマー戦で2得点「チャンスで結果残せたのはメンタルの強さの1つ」


日本対ミャンマー 試合後、笑顔でサムズアップをする小川(撮影・足立雅史)

<W杯アジア2次予選:ミャンマー0-5日本>◇6日◇B組◇第5戦◇ヤンゴン

【ヤンゴン(ミャンマー)6日=岩田千代巳】 ワールドカップ(W杯)北中米大会出場を目指す日本(FIFAランキング18位)が、アウェーでミャンマー(同163位)に5-0と圧勝した。 1トップで先発フル出場したFW小川航基(26=NEC)が、2得点と結果を残した。後半30分、MF相馬の右からのクロスを頭で合わせ、後半38分には、またも相馬のグラウンダーのクロスから、ルーズボールを左足で振り抜いた。

前半は、ゴール前で起点となり、相手のマークを引きつけて味方のスペースを空けた。

小川は「僕が今季、1年間オランダでやってきた体を張る部分、相手をブロックして起点になるところは随所に出ていた。前半もそうですけど、最後の(中村)敬斗の所も体を張って味方につなげられたので、僕としては得点よりもそういうところに手応えはある」と振り返った。

ストライカーとして、得点のエゴが出るのは必然。だが、小川は「味方のために」の考えに徹していた。

「いい選手が2列目に多い中で、どういう風に2列目の選手を前向きでいい状態で使わせるか考えてプレーしていた」。FWとしては結果がほしいのに、なぜそこまで、献身的になれるのか? そう問うと、小川はこう即答した。

「日本代表がW杯ベスト8の壁を超えるという所では、FWの力は絶対。ただ、エゴだけを出していればいいというものではない。チームとしてどういう風にFWが機能するか大事。今日やったプレーは今後、欠かせない。やり続けたい」。

桐光学園高までは、チームで絶対的なエースだった。ストライカーのエゴを出して得点を重ねてきた。「献身」を身に付けたのは、最近だという。

「これまでは、得点を取るのは絶対条件でしたから。でも、経験を積んで、今日も守備をタフにやることを心がけて。そうすることで、ボールがこぼれてくる。神様は見てるのかなと思うのは最近になって感じる」。味方のなめに体を張り、スペースを空け黒子に徹した結果、試合の終盤で2得点を手にした。まさに神様からのご褒美だ。

「チャンスで結果残せたのはメンタルの強さの1つ。チャンス多くもらえる舞台でもないので、限られた舞台の中で結果を出していくことが大事。これからもこの気持ちを持ってやっていきたい」。頼もしいストライカーが、またチームに加わった。

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