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【阪神】苦境の虎を救ってくれ!佐藤輝明、7日西武戦から1軍昇格へ 2軍で7試合連続安打


阪神佐藤輝明(2024年5月25日撮影)

阪神佐藤輝明内野手(25)が7日の西武戦(甲子園)から1軍に昇格する方向であることが6日、分かった。5月15日に出場選手登録を抹消され、23日間の2軍生活では17試合で打率3割1分8厘、2本塁打。直近8試合連続で安打を放ち、大山悠輔内野手(29)らを欠く打線の起爆剤を期待される。チームは「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦で、今季初の同一カード3連敗を喫し4月18日以来の貯金0。テルよ、苦境の虎を救ってくれ。

   ◇   ◇   ◇

佐藤輝が1軍に戻ってくる方向となった。チームは楽天に敗れ、今季初の同一カード3連敗。最大7あった貯金を全てはき出し、勝率はついに5割となった。背番号8は「準備し続けるだけです」と話してきた。23日間の2軍生活をへて、フルパワーで躍動する準備は心身ともにできている。7日の西武戦から甲子園に合流するとみられる。

この日はウエスタン・リーグの広島戦(由宇)に「4番三塁」で出場。第1打席の2回に左腕森の外角高めの直球を右前へ運び、連続試合安打を8に伸ばした。2軍では17試合に出場して打率3割1分8厘、2本塁打、15打点をマーク。状態を上げて、窮地の1軍を救う役割が期待される。

ニュー佐藤輝の見せ場でもアル。岡田監督は今月初旬、「(2軍戦で)全打席ホームラン打ったら価値あるけど」と話し、守備についても「ヒットの数だけエラーしてるやん」と指摘した。2軍落ちが決まった5月14日の中日戦(豊橋)では、8回に逆転負けを招く失策。安定した打撃だけでなく、ミス撲滅も求めての再調整だった。

鳴尾浜で真っ先に着手したのが守備練習だった。出場選手登録を抹消された5月15日。早朝に1軍遠征先の名古屋を離れ、2軍に合流した。田中2軍内野守備走塁コーチのノックを約50分間受け続け、徹底的に自らを追い込むところからリスタート。17試合で6失策したが、試合後に居残りでノックを受けるなど真正面から課題に取り組んできた。和田2軍監督は「今回はもう、期限はついてない」と、コンディションやチーム状況が変わるまでは、無期限での2軍と説明。目の前の結果だけではなく、とことん己と向き合う時間をつくり、昇格のタイミングを模索してきた。

チームは主砲の大山が打撃不振で2軍再調整中。近本が4番を務める状況で貧打は解消できず、この日も1得点に終わった。今こそ、貯金0でリスタートを切る1軍の起爆剤になりたい。2軍で泥と汗にまみれた成果を証明する。

<佐藤輝の過去2度の2軍調整>

◆21年 新人でいきなり23本塁打を放ったが、夏場を過ぎて絶不調に陥り、8月22日の中日戦から35打席無安打と沈黙。9月9日ヤクルト戦後に抹消された。ウエスタン・リーグでは8試合で2割3分7厘、1本塁打。同23日に1軍復帰したが、連続打席無安打を59に伸ばしプロ野球記録を更新。復帰後21試合で1割1分8厘、1本塁打と、打棒は復活せずにシーズンを終えた。

◆23年 6月の月間打率が1割7分9厘と不振にあえぎ、同25日に2軍落ち。ウエスタン・リーグでは5試合に出場し、打率4割5分の1本塁打と格の違いを見せつけた。7月5日に1軍に戻ると、閉幕までの68試合で打率2割9分3厘、15本塁打と爆発。最終的に24本塁打、92打点はチームトップだった。

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