<ブレーブス-パドレス>◇19日(日本時間20日)◇トゥルーイストパーク
パドレスのダルビッシュ有投手(37)が、7回2安打無失点、1四球9奪三振の快投を演じ、勝利投手の権利を持って交代した。
勝てば、野茂英雄、黒田博樹に続き、史上3人目の日米通算200勝(米国107勝、日本93勝)で、日本のプロ野球では史上25人目の大台達成となる。
3点の援護を受けて向かった初回は、2死から二塁打を浴びたものの、無失点で滑り出した。2回は無死から内野安打を許しながら、後続を併殺、空振り三振に仕留めた。3回以降は、打線の援護もあり、快調なテンポでアウトを重ね、13打者連続凡退。7回を99球でまとめた。
これで自己最長の25イニング連続無失点となった。
ダルビッシュは、プロ1年目の05年6月18日の広島戦で初勝利を挙げて以来、今季が通算20年目。日本167試合(164先発)、米国275試合(全先発)の通算442試合目。すべて先発での200勝到達は、史上初となる。