西武松井稼頭央監督(48)が13日、投手育成アドバイザー清川栄治さんの訃報に心を痛めた。
14日からの日本ハム2連戦(エスコンフィールド)に備え、北海道へ移動。札幌市内で清川さんとの記憶を思い返した。「(訃報を聞いたときは)言葉が出なかった」。その後もうつむきながら言葉を紡いだ。19年から3年間2軍監督を務めていた指揮官は「清川さんには若い選手も含め、僕もファームで一緒にやらせていただいて。育成の仕方も含めてお話もさせてもらいました。勉強させていただいたし、チームのためにご尽力をしていただきました」。
チームは14日に1軍の日本ハム戦(エスコン)、2軍のロッテ戦(カーミニーク)で喪章を付けて試合に臨む。「厳しさもあり、情熱もあり、選手や、チームのことを常に考えておられた。僕たちはその意思を受け継いで、頑張っていかないといけない」と話した。