<西武-楽天>◇12日◇ベルーナドーム
楽天辰己涼介外野手(27)が、ピンチで目測を誤るミスを犯した。
1点をリードした3回2死一、三塁、4番中村剛がバットの先で捉えた打球は中前への飛球となった。だが長打警戒でやや深めに守っていた中堅辰己は、目測を誤りスタートが遅れた。慌てて前進するも打球はポトリと落ち、同点の適時打となった。打ち取った打球に先発の岸は顔をしかめていた。
この1プレーで流れは西武へ。5番外崎を敬遠気味の四球で歩かせると、2死満塁から蛭間のボテボテの打球が二塁への適時内野安打となり勝ち越しを許した。
先発の岸は現在プロ通算159勝で、現役勝利数ランキング3位タイ。単独3位をかけたマウンドに上がっている。