<スコットランドリーグ:セルティック2-1レンジャーズ>◇11日◇グラスゴー
首位セルティックはFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央の3人がホームで行われた2位レンジャーズとのダービーマッチにそろって先発出場した。チームは2-1で勝って4連勝。勝ち点を87に伸ばし、残り2試合でレンジャーズとの勝ち点差を6に広げた。得失点差はセルティックがプラス59で、レンジャーズが同52。7ポイントの差があり、セルティックのリーグ3連覇は決定的か。
試合は前半35分にMFマット・オライリーが巧みなトラップから左足で蹴り込んで先制。同38分にはロングパスに抜け出した前田が左からのグラウンダーのクロスを送り、それがMFランドストラムのオウンゴールを誘い、リードを2点に広げた。
ただ、喜びすぎた前田にはイエローカード。その1分後に1点を返されたが、前半終了間際にオウンゴールのランドストラムが危険なタックルで一発退場となった。
数的優位に立ったセルティックは後半立ち上がりにオライリーがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。それを自ら蹴ったが、GKにセーブされて追加点はならなかった。2-1の後半26分に古橋は交代。同35分に旗手に代わってMF岩田智輝が途中出場した。
けがから復帰したばかりの前田は運動量が最後まで落ちず、4試合ぶりにフル出場。後半44分には右からのクロスをワントラップから左足で蹴り込んだがオフサイドだった。