starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

大谷翔平が松井裕樹から貫禄二塁打 パドレス3左腕いずれも苦にせず「対策」機能させず    


パドレス対ドジャース 8回表ドジャース無死、大谷は左越えに二塁打を放つ(撮影・藤尾明華)=2024年5月10日、ペトコパーク

<パドレス2-1ドジャース>◇10日(日本時間11日)◇ペトコパーク

【サンディエゴ(米カリフォルニア州)10日(日本時間11日)=斎藤庸裕、久保賢吾】ドジャース大谷翔平投手(29)が、パドレス松井裕樹投手(28)から貫禄の二塁打を放った。「2番DH」で出場し、8回無死一塁から左中間へ二塁打。3試合ぶりのマルチ安打をマークし、打率を3割5分9厘に上げたが、第3打席の一ゴロで一塁手と交錯し、ヒヤリとする場面もあった。チームは9回にサヨナラ負けを喫し、連勝は7で止まった。

   ◇   ◇   ◇

大谷が松井を崩す華麗な二塁打を放った。8回無死一塁、3球目の外角スライダーを捉え、流し打ちで左中間を破った。つなぐ意識のスイングで二、三塁とチャンスメーク。3番フリーマンの犠飛につなげた。4月12日の対戦ではスプリットを捉えて右翼線へ二塁打を放ち、この日はスライダーに対応。左打者対策で起用されている松井との対戦成績を3打数2安打とし、相性の良さを発揮した。

接戦の終盤で一時は同点とし、粘りを見せた。パ軍にとっては、「大谷封じ」で起用している松井だが、相性の悪さは今後の継投策にも影響が出る。左腕はペラルタ、モレホン、松井の3人。大谷はペラルタに対して7打数2安打で打率2割8分6厘、モレホンとは2打数2安打1本塁打で数字上でも優位に立っている。松井との対戦で前回から2打席連続となる長打を放ったことで、左腕をぶつける「大谷対策」が機能していないことを示した。

3試合ぶりのマルチ安打で打率を上げたが、第3打席ではヒヤリとする場面もあった。打ち損じの一塁ゴロで全力疾走。打球を処理し、ベースを踏んだ一塁手クロネンワースに右腕が当たって交錯した。幸い問題はなかったようだが、順調にリハビリを続けている右肘を負傷すれば投手復帰のプランにも影響が出る。この日は試合前、術後では最多70球のキャッチボールを行い、強度も上がってきただけに、負傷につながりかねないアクシデントはとっさに回避する必要がある。

試合は9回、サヨナラ負けでド軍の連勝は7でストップ。パ軍の先発右腕キングから11三振を喫し、打線がつながらなかった。球審のストライク、ボールの判定も不安定だったが、ロバーツ監督は「序盤、選手たちはストライクか、そうでないか迷っていたように思うが、キングを称賛すべき。ボールがよく動いていた」と潔く完敗を認めた。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.