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阪神ジュニア出身の近大・勝田成内野手、5試合ぶりスタメン復帰で2安打 無敗で優勝狙う


近大・勝田成内野手(2023年4月撮影)

<関西学生野球春季リーグ:近大2-1京大>◇11日◇第6節1回戦◇甲子園

近大の勝田成(なる)内野手(3年=関大北陽)が5試合ぶりにスタメン復帰し、3打数2安打2四球で存在感を示した。

9回無死1塁ではバントの構えで揺さぶり、四球を選んだ。「バスターで、相手に(バントもヒッティングも)どちらもあるよと考えさせたら、配球やサードの1歩目が変わる。サードが出にくくなって、バントする(可能性)も考えていた。自分は3番で塁に出てかき回すタイプで、3番でもバントがない中、(チーム内で)意思疎通ができれば(得点)が決まる」。

1年秋から二塁で出場していたが、4月20日の同大戦の7回、盗塁時に右足首を痛め、3試合欠場。5月6日、立命大との2回戦で代打で途中出場した。「(途中出場は)全然違う。逆に自分は、スタートから出させてもらってる立場なので(6日の)代打での入りで打席に立つと緊張してしまって足が震えた。スタートからだとそういう緊張はない」と明かした。

今春は無敗のまま進めば、優勝の可能性が残る。

また、自身の目標をNPB入りと掲げる。「近い身長で同学年の西武・滝沢夏央選手(164センチ)のように、小さくてもプロ野球選手になって、子ども達にその希望を与える選手になりたい」。163センチと小柄な自分が、プロで活躍する姿を思い描く。

昨秋は打率3割3分3厘、出塁率も4割5分1厘をマーク。22年秋から二塁手として3季連続でベストナインに選出されている。

昨年12月に愛媛県で行われた日本代表候補合宿に今秋ドラフト1位候補の明大・宗山塁、関大・金丸らと参加。堅実な守備とパンチ力、50メートル6・1秒で積極的な走塁が持ち味で、小学6年だった15年には阪神タイガースジュニアとして、片岡篤史氏と現在智弁和歌山監督を務める中谷仁氏のもとでNPBジュニアトーナメントに出場した。

◆勝田成(かつだ・なる)2003年(平15)6月21日生まれ。大阪府出身。中学時代は大淀ボーイズ。関大北陽(大阪)では3年夏は大阪桐蔭に準決勝敗退。163センチ、70キロ。右投げ左打ち。

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