<日本ハム6-3ロッテ>◇10日◇エスコンフィールド
ロッテ佐々木朗希投手(22)は5回2/3を投げ、2年ぶりとなる自己ワーストの5失点で2敗目を喫した。ベンチに戻り、ロッカー室へ向かう際には、珍しく床を強く蹴り上げて、悔しさをあらわにした。
初登板のエスコンフィールドで8安打5四球と精彩を欠いた。2回、先頭の日本ハム・マルティネスに右越えの先制ソロを許した。2点リードの6回1死からは長打を含む4安打を浴び、逆転を許した。苦しかった自己最多123球。「思わないような結果になりました」と、想定外の投球に口数は少なかった。
吉井監督は「今日は調子が悪そうでした」と話した。5回終了時点で、既に100球を超えていたが「朗希のあと5回で代えると、4イニングのリリーフ。やっぱり朗希の後って結構難しいと思うので、できれば6回いってほしかったと思ったんですけども、結果的にはちょっと引っ張りすぎた」とし「私の判断ミスです」と継投の遅れを悔やんだ。