<春季高校野球大阪大会:大阪桐蔭7-0泉陽>◇5日◇5回戦◇南港中央
大阪桐蔭が泉陽に7回コールド勝ちを決め、準々決勝進出を決めた。「3番中堅」で出場した今秋ドラフト候補の境亮陽外野手(3年)が、初回1死二塁から泉陽の左腕、吉田惺投手(3年)の変化球を捉え、右越えの豪快な先制2ラン。高校通算11本目の1発が決勝打となった。
甲子園では50メートル5秒8の俊足を生かして神村学園との2回戦でランニング本塁打をマーク。抜群の身体能力の高さをみせ、全国にその名をとどろかせた。センバツでは全試合で1番で出場も、春季大会では3番に座る。「3番は点を取る上で一番大事なところだと思う。打順がどこであれ、自分のバッティングができたらいいなと思って打席に入ってます」と話した。