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本場欧州へ渡る若武者たち=J1鳥栖の福井、バイエルン移籍―サッカー


 サッカーJリーグをほとんど経験せず、欧州に渡る若手が増えている。1月には年代別日本代表のMF福井太智(18)がJ1鳥栖から、ドイツ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンに移籍した。  神奈川県出身の福井は、親の仕事の関係で小学生から鳥栖の下部組織で育った。2021年に16歳でトップチーム初出場。昨季のJ1リーグ戦出場は1試合だったが、バイエルンの練習参加を経て移籍が決まった。U19(19歳以下)代表として出場した国際大会でフィジカル面の差を痛感し「負けないようにするには世界に飛び込むしかない」。  プロ経験なしに欧州へ向かう若武者もいる。先の全国高校選手権で活躍した神村学園(鹿児島)のFW福田師王(18)はボルシアMGへ。昨年、パリ五輪世代のU21代表に選ばれたDFチェイス・アンリ(18)は尚志高(福島)を昨春卒業後、シュツットガルト(ともにドイツ1部)入りした。  いずれも下部リーグ所属のセカンドチームからのスタート。それでも「J1よりレベルは劣るが、結果を出すことでその先が大きく変わる」と福井。有望株が集まるクラブでの競争をにらむ。  トップ昇格は狭き門。ただ、サッカー選手代理人を務める馬淵雄紀弁護士は「欧州でプレーする選手は、違う国のクラブからオファーを受ける可能性がある」と指摘。J1で定位置をつかむ10代選手が少ない一方、実戦経験を積める利点もある。  海外挑戦に当たり、福井は「自分の夢はワールドカップ(W杯)優勝。その夢から逆算して考えた」と思い描く。本場育ちの選手が、日本代表の力となる日も遠くないかもしれない。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕サッカー高円宮杯U18プレミアリーグのファイナルでプレーする鳥栖U18の福井太智=2022年12月11日(C)SAGAN DREAMS CO.,LTD.
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