森保監督が続投へ＝打診に前向き、Ｗ杯１６強―サッカー日本代表

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会で日本を２大会連続の１６強入りに導いた森保一監督（５４）の続投が確実となったことが２５日、関係者への取材で分かった。日本協会理事会を経て正式に決まれば、日本が初出場した１９９８年フランス大会以降で、Ｗ杯終了後も指揮を執るのは初めてとなる。 　関係者によると、協会が森保監督に続投を打診し、本人も前向きな姿勢を示した。契約年数などの詳細は今後詰める。森保監督との契約はＷ杯カタール大会までだった。 　日本協会の技術委員会は、反町康治委員長を中心に、当初は外国人を後任候補として人選を進めていたが、Ｗ杯でドイツ、スペインの優勝経験国を破った実績などを評価したとみられる。田嶋幸三会長はＷ杯敗退直後から、森保監督について「間違いなく次の監督の候補の一人」と話していた。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕森保一　サッカー日本代表監督