瀬戸、狙い通りの前半＝競泳世界短水路

　男子２００メートルバタフライ決勝の瀬戸は出だしから積極的だった。リードを許して周囲からの波を受けないように「突っ込んだ」。最初の１００メートルは狙い通りの５２秒台。後半も踏ん張って２位に入った。 　６連覇が懸かる１７日の４００メートル個人メドレーをイメージしていたという。バタフライで好感触をつかみ、「その上でのメダルはすごく大きな収穫」と誇った。 　５位にとどまった２００メートル個人メドレーでは内容にも物足りなさが残っていただけに、「少し吹っ切れるし、いい刺激が入った」。エントリーしている４種目のうち半分を消化。「疲労との勝負だと思う」。余韻には浸らず、先を見据えた。　（メルボルン時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕男子２００メートルバタフライで銀メダルを獲得した瀬戸大也＝１５日、メルボルン（ＡＦＰ時事）