「多彩なチーム」「衝撃の結果」＝日本１６強で各国報道―Ｗ杯サッカー

　【ニューヨーク時事】サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会で１日、１次リーグＥ組の日本が強豪スペインを破って１６強入りしたニュースを、各国のメディアも大きく報じた。 　スペイン紙ムンド・デポルティボ（電子版）は「悲劇と隣り合わせの１６強」と、同国の逆転負けや一時は敗退の可能性もあったことを詳報。日本については「ドイツ戦での徹底した守備と、コスタリカ戦で見せた大胆さの、二つの側面を持つ多彩なチーム。ベスト１６を懸けた試合ではその両方を示した」と評価した。 　また、マルカ（電子版）が「ありがとう、ドイツ！」と見出しをつけるなど、勝ち点でスペインと並び、得失点差で敗退したドイツに言及するメディアも目立った。 　ドイツ紙シュピーゲル（電子版）は「Ｗ杯で史上最悪の失態」と、２大会連続で１次リーグ敗退を喫した同国代表を批判。英ＢＢＣ放送（電子版）は「日本が再び驚くべき逆転劇を演じて１６強入りを果たした」。米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は「日本がスペインを破り、衝撃の結果をもたらした」と報じた。　（了）【時事通信社】