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ポーランド紙一重突破=敗戦も36年ぶり快挙―W杯サッカー


 ポーランドは敗れたものの、紙一重の差で16強入り。1986年大会以来、36年ぶりの快挙を成し遂げ、ミフニエビッチ監督は「長い間届かなかった次のラウンドにたどり着いた。大いに喜びたい」とうれしそうに話した。  立ち上がりから一方的に攻め込まれた。前半はメッシのPKを止めたGKシュチェンスニの活躍もあって無失点でしのいだが、後半は早々に失点。その後も劣勢の展開は変わらず、同22分に追加点を奪われた。並行してC組のもう1試合ではメキシコが2ゴールを連取。勝ち点、得失点差、総得点で並ばれ、次の1ゴールで立場が逆転するぎりぎりの状況に追い込まれた。  それでもポーランドは攻めに出ず、さらなる失点を回避することに専念。0―2のまま試合を終え、メキシコが1点を返され終戦したことを知ると、選手たちは抱き合って喜びを分かち合った。  一時は警告数の差が順位を決める状況となった。ミフニエビッチ監督は、「クリホビアクが警告を受けた時は、しばし心臓が止まったよ」と安堵(あんど)の表情。「彼のミスはわれわれをホテルに帰し、荷造りをさせることになりかねなかった。それが今はフランスと戦うことになった」と笑みを浮かべた。 (ドーハ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕試合後、笑顔を見せるポーランドのレバンドフスキ(中央)ら=11月30日、ドーハ 〔写真説明〕後半、攻め上がるポーランドのレバンドフスキ(右端)=11月30日、ドーハ 〔写真説明〕前半、アルゼンチンのメッシ(左端)のPKを止めるポーランドのGKシュチェンスニ(右から2人目)=11月30日、ドーハ(AFP時事)
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