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日本、前半は狙い通りに=無得点も試合支配―W杯サッカー


 歴史的快挙から迎えた第2戦。初戦で日本は強豪ドイツを倒し、相手のコスタリカはスペインに大敗を喫した。戒めてはいても心理面で隙が生まれかねない。「勝っている時こそ気を引き締めないと足をすくわれる」。ベテラン長友らがドイツ戦翌日からチームをまとめてきた。  3バックを選択してきたコスタリカに対し、前線からのプレスがはまる。敵陣でボールを奪い、そこからサイド攻撃、速攻と多彩に仕掛けたが、最大5人を並べる相手の最終ラインを崩すまでには至らない。反対にボールを簡単に失うシーンも目立った。  午後1時のキックオフ。冬とはいっても、強烈な日差しがピッチの半分以上に照りつける。「1試合目の疲労なども考慮してメンバーを決める」。中3日の連戦を見据え、森保監督は先発5人を入れ替え、ドイツ戦で同点ゴールを挙げた堂安や、相馬らフレッシュな選手を起用した。  コスタリカはFIFAランキングで日本より劣るが、2014年大会でベスト8に進出した経験がある。日本が過去4戦負けなしという対戦成績もW杯の舞台では意味を持たない。  1次リーグ突破へ前進するには、まずは失点をせずに慎重に試合を進めることが重要。「0―0の時間が長くなればなるほど、向こうにプレッシャーがかかる」と話していたのは吉田。試合を支配しながら狙い通りに前半を折り返した。 (アルラヤン時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、指示を出す森保監督(中央)=27日、アルラヤン
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