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メッシ、亡き英雄の記録到達へ=母国の最多試合出場―W杯サッカー・アルゼンチン


 【ドーハ時事】アルゼンチンが生んだ2人のスーパースター、リオネル・メッシと故ディエゴ・マラドーナさん。メッシは「神の子」とたたえられた祖国の英雄と常に比較されてきた。「最後のW杯になるだろう」と語る今大会で26日のメキシコ戦に出場すれば、マラドーナさんが持つアルゼンチンのW杯最多出場記録21試合に到達する。特別な意味を持つ一戦となる。  マラドーナさんは1982年大会から4大会連続で出場。86年メキシコ大会では5得点を挙げ、母国を優勝に導いた。準々決勝のイングランド戦で決めた「神の手」、「5人抜き」と呼ばれるゴールはサッカー史に刻まれる伝説だ。メッシは翌87年に生まれた。  共に小柄な左利きで変幻自在なドリブル、並外れたテクニックを備え、代表での背番号は10。名門バルセロナ(スペイン)に所属した点など共通項は多く、メッシはマラドーナさんの「再来」「後継」と称された。2010年大会はマラドーナさんが監督を務め、共闘して8強入りした。  20年11月にマラドーナさんが死去した後、メッシはSNSに追悼の言葉をつづった。「彼は去ったが、いなくなったわけではない。なぜなら、ディエゴは永遠だから」。昨年の南米選手権を制し、A代表で念願の主要大会初タイトルを獲得した後には「どこかで必ずわれわれを応援してくれているであろうディエゴのものでもある」と思いをはせた。  互いを敬い、運命を交差させた2人の偉才。決定的な違いは、最高の栄誉であるW杯優勝トロフィーを手にしたか否かに尽きる。メッシはW杯通算得点数でもマラドーナさんの8まであと1点。初戦を落とした逆境を乗り越え、母国を36年ぶりの頂点へ導けるか。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕サウジアラビア戦の後半、ドリブルするアルゼンチンのメッシ(左)=22日、ルサイル 〔写真説明〕W杯メキシコ大会、優勝トロフィーを手にするアルゼンチンのマラドーナ(手前)=1986年6月、メキシコ市(AFP時事) 〔写真説明〕アルゼンチン代表監督時代のマラドーナさん(右)と、メッシ=2009年3月4日、ブエノスアイレス(AFP時事)
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