「５」大会連続得点に挑む＝ロナルド、達成すれば史上初―Ｗ杯サッカー・中東の地に刻む（４）

　ポルトガルのエース、ロナルドが３７歳で金字塔に挑もうとしている。今回のワールドカップ（Ｗ杯）に出場すれば、過去にマテウス（ドイツ）ら４人しかいない５大会目の出場となる。過去いずれの大会でも得点を挙げており、カタールでも決めれば史上初の５大会連続ゴールを達成する。 　４強入りした２００６年ドイツ大会で初出場。世界のトップ選手に上り詰め、１８年ロシア大会では４得点。１次リーグのスペイン戦で見せたハットトリックは圧巻だった。クラブでは出場機会を減らしながらも、なお一線級の力はある。 　メッシ（アルゼンチン）もＷ杯デビューはロナルドと同じだが、１０年南アフリカ大会では無得点。４大会で得点した先達は、通算１６得点のクローゼ（ドイツ）、ペレ（ブラジル）らそうそうたる顔触れだ。 　そのペレが初出場した１９５８年スウェーデン大会でブラジルは初優勝を果たし、優勝回数は最多の「５」を誇る。１次リーグＥ組で日本と同組のドイツ、今大会の出場を逃したイタリアが４度で続く。　（時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕Ｗ杯に向けて調整するポルトガルのロナルド（左）＝１５日、ポルトガル・オエイラス（ＥＰＡ時事）