starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

観客席数に「基準ない」=札幌五輪計画の懸案で―ISU副会長


 【スタバンゲル(ノルウェー)時事】国際スケート連盟(ISU)副会長でスピードスケート部門を管轄するトロン・エスペリ氏(72)=ノルウェー=が、このほどインタビューに応じた。2030年冬季五輪招致を目指す札幌市の開催計画で懸案とされるスピードスケート会場の観客席数について、競技実施要件を満たしていることを前提とした上で「ISUはベンチマーク(基準)を持っていない」と述べた。  開催計画にある帯広の森屋内スピードスケート場(帯広市)の観客席数は2255席。これが小規模であることから、1998年長野五輪会場のエムウエーブ(長野市)への変更が取り沙汰されている。エスペリ氏はいずれも視察経験があり、「ISUは変更案について意見を持っていないが、スポーツの観点から見れば、両方の会場は(五輪開催の条件を)満たしている」と評価した。  その上で、現行計画の帯広市の会場について「低地会場なので速い氷ではないが、いい条件がそろっている」と語った。  エスペリ氏は過去に五輪が開催されたソルトレークシティー(米国)やカルガリー(カナダ)のスピードスケート会場を例に挙げ、観客収容人数がそれほど多くなくても、国際大会が長年にわたって実施されてきたことに言及。「高いレベルで大会を開催し続けられる会場がレガシーとして残ること。それがISUにとって望ましい」と述べ、五輪開催時の観客席数よりも重要なことがあるとの認識を示した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに応じた国際スケート連盟(ISU)のトロン・エスペリ副会長=13日、ノルウェー・スタバンゲル
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.