名古屋に罰金２００万円＝誤った報告で試合中止―Ｊリーグ

　Ｊリーグは３０日、チーム内で新型コロナウイルス陽性者が相次いだことをめぐって、Ｊリーグに誤った報告をした名古屋に対し、罰金２００万円とけん責処分を科すと発表した。この報告により、Ｊ１第２２節の川崎戦（７月１６日、豊田ス）は中止となり、９月１４日に代替開催されることになった。 　名古屋は７月１４日に、保健所から３日間の活動停止を指導されたと報告したものの、その事実はなかった。Ｊリーグは報告の経緯を重点的に調査し「故意に行ったとは認められなかった」と認定した。一方で、試合開催を回避したとの疑念を生じさせたことについて、Ｊリーグの信用を損なう行為に当たると断じた。 　報告内容にかかわらず、名古屋は試合のエントリー最低人数を満たせなかったため、結果的に開催は不可能だった。　（了）【時事通信社】