カタルーニャ州単独で招致計画＝スペイン、３０年冬季五輪も

　スペインのカタルーニャ州政府は３０日までに、冬季五輪・パラリンピック招致計画を同国オリンピック委員会（ＣＯＥ）に提案した。カタルーニャ州は当初、アラゴン州との共催で２０３０年大会の招致を検討していたが、両州政府間で合意できなかったことから６月にＣＯＥが見送りを表明。今回は州単独での招致提案となる。 　地元メディアによると、照準は３０年大会の招致。正式に名乗りを上げるかどうかはＣＯＥの判断次第だという。ＣＯＥは３４年以降のスペイン招致に意欲を示している。 　３０年冬季五輪には札幌市、ソルトレークシティー（米国）、バンクーバー（カナダ）が招致に関心を示しており、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は１２月にも候補地を絞り込む見通し。　（時事）【時事通信社】