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川野、35キロ競歩で銀=男子1600リレーは日本4位―世界陸上


 【ユージン(米オレゴン州)時事】陸上の世界選手権最終日は24日、米オレゴン州ユージンで行われ、男子35キロ競歩で川野将虎(旭化成)が2時間23分15秒で銀メダルを獲得した。昨夏の東京五輪20キロ競歩金メダルのマッシモ・スタノ(イタリア)が優勝。川野との差は1秒だった。野田明宏(自衛隊)は9位、松永大介(富士通)は26位。
 男子1600メートルリレーで、19年ぶりに決勝に進んだ日本(佐藤、川端、ウォルシュ、中島)は、日本初の2分台となる2分59秒51のアジア新記録で4位に入った。
 女子100メートル障害準決勝で、福部真子(日本建設工業)が12秒82(追い風0.9メートル)の日本新記録をマーク。青木益未(七十七銀行)が持っていた従来の記録を0秒04更新したものの、1組8着で決勝には進めなかった。青木は13秒04の2組6着で敗退。 

 ◇日本人メダリストの略歴
 川野 将虎(かわの・まさとら)旭化成。静岡・御殿場南高1年で競歩を始め、東洋大3年時の19年7月にユニバーシアードの20キロで銀メダル。同年10月の全日本50キロ高畠大会で3時間36分45秒の日本新記録を樹立して優勝。昨夏の東京五輪は50キロで6位入賞。今年4月の日本選手権35キロ優勝。178センチ。23歳。静岡県出身。(了)
【時事通信社】
〔写真説明〕男子35キロ競歩の表彰式で、銀メダルを手に笑顔の川野将虎=24日、米オレゴン州ユージン(代表撮影・時事)
〔写真説明〕男子1600メートルリレー決勝を終えた(左から)ウォルシュ・ジュリアン、川端魁人、佐藤風雅、中島佑気ジョセフ=24日、米オレゴン州ユージン(代表撮影・時事)
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