谷川兄弟、芦川ら調整＝１８日から全日本種目別―体操

　体操で今秋の世界選手権（英リバプール）代表最終選考会を兼ねた全日本種目別選手権が１８、１９両日に東京体育館で行われる。ＮＨＫ杯などの成績を踏まえ、男女とも残り２枠を争う。１７日は公式練習があり、兄弟で代表入りを目指す谷川航、翔（ともにセントラルスポーツ）らが調整した。 　兄で東京五輪団体総合銀メダリストの航は「代表の座を勝ち取ることが大事」。同五輪代表を逃した弟の翔は、「２年間は代表から離れていたが、ここで終わったと思われたくない。（２年後の）パリ五輪につなげたい」と語った。 　女子は、昨年の世界選手権で種目別平均台を制した芦川うらら（日体大）が「この大会に懸ける思いは強い」と意気込んだ。　（了）【時事通信社】