本多、世界水泳に手応え＝目指す２種目メダル

　競泳男子の本多灯（ＡＴＳＣ・ＹＷ）が２日、オンラインで取材に応じ、ブダペストで１８日に開幕する世界選手権を見据え、「良い強化ができている。（本番で）どれくらい出せるか期待している」と述べた。 　練習量の確保を目的に、ここまで国内で調整してきた。昨夏の東京五輪２００メートルバタフライは銀メダルを獲得したものの、トップには大きく離され力不足を痛感。今は泳ぎの底上げを図る時期と考えている。 　先月中旬に行われた国内大会では、自己ベストとなる１分５３秒５３をマーク。海外転戦している他の日本選手と異なる手法だが、手応えはある。６日の出発後は欧州で最終調整。４００メートル個人メドレーにも出場予定で、「２種目ともメダルを取って帰ってきます」と宣言した。　（了）【時事通信社】