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まな弟子ら、感謝と惜しむ声=千葉は「最後の言葉」掲載―オシムさん死去


 サッカー元日本代表監督のイビチャ・オシムさんが1日、誕生日の6日を目前に80歳で亡くなった。日本サッカー界にもたらした功績は計り知れず、歴代代表監督の中でもその存在は特別。かつて教えを受けたまな弟子や関係者からは、感謝や悼む声が相次いだ。  オシムさんが提唱した「人もボールも動くサッカー」は、現在の日本代表の基盤となっている。森保一監督も同様に、自ら考え、走ることを求めるスタイルで、「『日本サッカーの日本化』という提言をいただき、とても勇気づけられた。今もその言葉を胸にサッカーと向き合っている」。  含蓄に富んだ言葉の数々。時々見せるおちゃめな姿も人間味があり、慕われた。市原(現J2千葉)時代の教え子で元日本代表の巻誠一郎さんは、「オシムさんは人生の師。サッカーをやめた今でも教えを体現している」。社会人リーグで現役を続ける水野晃樹も「聞きたいことが山ほどあった。会って抱きついて泣きたかったよ」とツイッターにつづった。  「もっと上を見ろ、空は果てしない」。元日本代表の羽生直剛さんは、一人でオシムさんを訪ねた際に掛けられた言葉を明かし、「あなたのような、関わる人全てに影響を与えられるような人を目指す」と故人に誓った。  千葉は昨年実施したインタビュー内容の一部を「最後の言葉」としてホームページに掲載。「さまざまなアイデアを出すことが革新につながる。未来を予測して、それに見合ったアイデアを出すことが大切だ。一歩一歩、進んでいくしかない」。サッカーでも考えることの重要性を説いたオシムさんの真剣な表情が浮かんでくる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕アジア杯サッカー予選のインド戦前の練習で、選手たちに指示する日本代表のオシム監督(右から3人目)。左端は巻誠一郎、右端は阿部勇樹=2006年10月、インド・ベンガルール 〔写真説明〕追悼のためサラエボの市庁舎に映し出されたオシムさん=1日、サラエボ(AFP時事)
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